2024/03/16 20:07

生産量の減少をなんとかするために気候変動スクールに参加したというファビアヌスさんは、スクールでの学びをほか農家にも伝えていくべきと話す。スクールでの学びは、サイクロンで減少したコーヒー豆の生産量を再び増やすことだけではないようだ。


ファビアヌスさんはバイオガス活用方法を学び導入に至った。


なぜバイオガス導入に至ったのだろうか。

ファビアヌスさんは2つの点を挙げる。


①環境に優しいこと

インドネシア・フローレス島の一般家庭では薪でガスを起こしている。


②廃棄物(特に家畜の糞尿)を活用できること

家畜も盛んなフローレス島。主な家畜は豚。家畜の糞尿は原料に微生物の力によってバイオガスとなる。


微生物が食べ残した残さは肥料として農地へ再利用できるため、バイオガスからできた肥料を農家同士で分け合い農地で使用する。


農家仲間へ普及については、

バイオガスを通じてバイオガスにまつわる有益な情報や知識を、各農家へ原体験として伝授することができると話す。



①設置したバイオガスに廃棄物を投入する農家メンバーを集める



②バイオガスから生まれた肥料を農地に活用させる




また、メンバーとどう会議をするか考えたり、家畜糞尿場に来る人数を毎日割り振ったりすることで、農家だけでなく地域全体へのバイオガスの理解を得られていくだろうと続ける。


畜産業から生じる廃棄物を腐敗するまでその場で放置すると周辺住民の迷惑になってしまう。廃棄物を発酵させ、臭気の影響を和らげるバイオガスは畜産農家と周辺住民の生活を調和させる良いツールにもなるという。