2022/05/10 22:53

気候変動は、コーヒー農家の収入に大きな影響を及ぼします。 気温、湿度、降雨量の変化が土壌や植生、疫病に影響することで、コーヒーの生産量と品質が変化するためです。 例えば、温暖化によってアラビカ種の育成に適している土地がより高地に移動したり、温暖化や湿潤化によってコーヒーの大敵である「さび病」の蔓延時期が不定期になることで、農薬を撒くなどの対策が打ちにくくなるといった現象が起こっています。 気候変動自体の進行を遅らせることは難しいため、農家は顕在化した変化に適応する必要があります。 しかし、土壌や植生、疫病の蔓延の変化を的確にとらえ、対策を取るための情報を収集し、適応していくと行った行動は個々の農家にとって簡単ではありません。 こうした問題は、決して農家だけの問題ではありません。コーヒーに携わる事業者やコーヒーを消費する私たちも真剣に考えるべき問題だと思います。 hutan.coffeeはインドネシアのsu-re.coを通じてコーヒー生豆を仕入れています。su-re.coは環境分野の研究者が立ち上げたシンクタンクで、 提携する農家に対して気候変動問題の重大性や取るべき対処法を伝えるスクールを開催しています。 su-re.coのコーヒーの売上の一部は、このような教育活動の開催費用に充てられます。農家と事業者が一体となって持続可能なコーヒー生産の実現に挑戦しています。