2022/05/06 22:25


日常の中でよく口にするコーヒー。酸味・苦味・コク、様々な味わいと香りを私たちは楽しむことができています。 そのコーヒーが今後、生産の危機に直面しているといわれています。 原因は温暖化をはじめとした気候変動による影響。
コーヒー、特にアラビカ種は主にアフリカ、東南アジア、南米の北緯25度~南緯30度に位置するコーヒーベルトというわれるエリアで主に栽培されています。 コーヒーは気候変動や病害虫に弱く、現在コーヒー栽培をしている土地の半分以上はコーヒー生産に適さない土地になると推測されています。 気候変動による環境変化や自然災害が拡大すれば、コーヒーから転作をする生産者も出てくる可能性もあります。 生産量の減少見込みの反面、コーヒーの消費量は世界的に増加傾向を続けています。 経済発展国による消費が今後も伸び続ければ需要バランスが崩れ、コーヒー不足になり価格も不安定になることが想定されます。 これらの将来の見通しを踏まて生産者が置かれた状況はどのようなものでしょうか。 気候変動に対応しながら生産を続けていくには、品種改良の知識、技術の習得、気候変動の知識などが必要となります。 世界のコーヒー豆の多くは小規模農家によって生産されており、気候変動に対応するためのこれらの技術開発などは行うことができす、経済的収入も安定してない農家が多いのが実情です。 金銭的な蓄えが少なく災害に対する耐性が弱い途上国の人々にとっては、気候変動は自然災害などの物理的な被害をもたらすだけでなく、自らの収入源をも脅かす深刻な問題といえるのです。