2022/04/11 23:33




皆さんは、途上国の農村で料理をする時、どのように火を起こされているかご存知でしょうか?
実は、先進国のようなガスコンロは使われず、屋内で薪を燃やしたりしているそうです。
そのため、一酸化炭素中毒で亡くなる方は後を絶たず、煙害として途上国の深刻な健康問題のひとつとしてよく取り上げられています。

私たちが応援しているsu-re.coは、この問題をバイオガスキットを通して解決しようとしております。

このバイオガスキットは、家畜の糞や食品廃棄物からバイオガスと肥料を作ることができ、以下のような強みがあります。

 1.LPGガスや薪の代わりに使うことで、GHG排出量を減らすことができる。
 2.ガスはコンロで燃料として使うことができ、部屋の中の煙害を防ぐことができる。
 3.ガスを取り出した後、slurryを肥料として使うことができる。
 4.LPGガスや肥料を買うより安い。

他にも、以下のような特徴がカタログの中でうたわれています。
 5.導入、運用が簡単
 6.長持ちする(最長5年)。
 7.修理しやすい。
 8.折り畳むことができ、運搬しやすい。
 9.遠隔で監視可能。
10.オンラインでトレーニング可能。


su-re.coのホームページによると、バリ島では2016年からすでに17個のバイオガスキットが導入されているそうです。
こちらの肥料は、コーヒーの栽培用にも使えるとのことなので、su-re.coが様々な問題を複合的に捉えて施策を考えていることが伺えます。
ぜひ、農家の方々の生活の向上に役立ってほしいです。